よくある質問

情報・知識

お部屋探しのコツってあるの?

まずは希望の条件を整理してみましょう。賃料、間取りや広さ、エリアや駅までの徒歩時間、築年数、設備など、ある程度自分の中でイメージを持つことが大事です。

特に初めてお部屋探しをされる方は、賃料とその他の希望条件が見合ってないことが多いです(希望条件をすべて満たす物件は、想定している賃料より1~2万円ほど高い)。そういう場合は、希望条件に優先順位をつけ、一度見直してみる必要がありそうです。

例えば、エリアを広げてみるのも良いでしょう(駅までの距離・乗り換えの回数・少し離れた駅まで検討する・各駅の停車駅にするなど)。賃料の相場はほぼ立地で決まりますので、その他条件はご希望通りのお部屋が見つかりやすくなるはずです。

図面に〇〇駅までの徒歩●分と書いてあるけど、本当?

徒歩●分は、地図上のルートで80mを1分で換算しています(1分未満は切り上げ)。ただし、子供やお年寄りなど体格や体力によって歩く速さも違いますし、坂の有無、歩道橋や踏切、信号の数など周辺状況によって、実際には異なってくるでしょう(逆に公園の中を通ることで表示よりも早く駅に着けることもあるかも知れません)。

あくまでも一つの目安ととらえ、物件の見学の際や後日にでも、ご自分で歩いてみることをお勧めします。

敷金・礼金0円の物件って、実際にお得なのでしょうか?

ほとんどの物件には、少なからず礼金や敷金がかかるものです。そのため、このような物件に巡り合えれば、契約時の初期費用を抑えることが出来ます。

ただし、まだまだ数が少ないため、これに限定してしまうと気に入ったお部屋を探すのが困難になるでしょう。また、空室を早く埋めるための対策という側面もありますから、注意することが必要です(例えば、契約時に加入必須のオプション費用がかかる・退去時に費用が多くかかる・短期解約のペナルティーがある・賃料が相場より高い・住環境が悪いなど)。

いずれにしてもお部屋探しは、相対的に物件の良し悪しを判断し、分からないことは、その都度不動産屋さんに質問するというスタンスが大切です。

設備と残置物って何が違うの?

お部屋に付帯しているもので、入居中に自由に利用できる点では同じと言えますが、故障してしまった場合の対応が違ってきます

前者は大家さんがお部屋に備え付けているものなので、修理費用はもちろん大家さんが面倒を見てくれます。

しかし後者は、前の入居者さんがお部屋に残していったものなので、故障した場合の修理・交換費用は自分が負担しなくてはなりません。

残置物としてよくあるものは、エアコン・照明・ガスキッチンなどがあります。ご内見やご契約の際、事前に確認しておくようにしましょう。

定期借家契約って普通の契約とどこが違うの?

例えば2年間の賃貸借契約を結んだとします。特に引っ越す理由がないので、期間満了後さらに2年間の更新契約を結んだ経験はないでしょうか。このような一般的な賃貸借契約のことを普通借家契約と呼ぶのに対し、定期借家契約とは契約の更新がありませんので、期間満了でお引越しをしなくてはなりません。

契約の期間については特に制限はなく、契約期間5年の物件などもあります。この場合、更新費用がかからずに5年間住むことが出来るので、結果お得とも言えます。

なお更新はありませんが、貸主と借主が合意すれば再契約をすることは可能です。

定期借家契約にする理由は様々ですが、転勤の間だけ貸したい、いずれ建て替えを検討している、また最初から再契約をする前提の物件も中にはあるようです。

保証人って必要? お願い出来る人がいないんだけど……。

はい、連帯保証人が必要です。原則、両親・親戚などの血縁関係にお願いしてもらうことになります(友人や同僚はNGがほとんどです)。なお血縁関係であれば誰でも良いということはなく、年齢や収入などによって不適となることもあるようです。

また昨今では、連帯保証人の代わりに、保証会社の利用が義務づけられている物件も少なくありません。保証会社の利用には、所定の費用が契約や更新時にかかります。ご契約の前にしっかりと確認するようにしましょう(各保証会社によって費用は異なります)。

契約時にかかる費用について教えてください。

物件によって変わってきますが、家賃のおよそ5か月分弱が相場です。下記、ご参考にしてみてください。


  • 1

    敷金:
    家賃1ヶ月分が目安

  • 2

    礼金:
    家賃1ヶ月分が目安

  • 3

    前家賃:
    家賃1ヶ月分が目安(月の途中から入居する場合は、日割り家賃が発生します)

  • 4

    仲介手数料:
    家賃1ヶ月分(法律で上限が1ヶ月分と決められています)と消費税

  • 5

    火災保険料:
    単身者で1万5000円、カップル・ファミリーで2万~2万5000円程度

  • 6

    保証料(保証会社):
    家賃+管理費などの半月分が目安

  • 7

    鍵交換費用:
    2万円前後(ダブルロックの場合、さらに高くなります)

※その他費用がかかる場合もありますので、事前に確認しましょう。

契約時には何が必要?

物件によって変わってきますが、下記のものは最低限必要になります。契約日時が決まったら、事前に必要書類を準備しましょう。


  • 1

    身分証明書(運転免許証やパスポートなど、写真付きのものが望ましいです)

  • 2

    収入証明書(源泉徴収票もしくは給与明細書、確定申告書など)

  • 3

    住民票(契約者だけではなく入居者全員分が必要になります)

  • 4

    認印(実印が必要になることもあります。その場合は印鑑証明書も必要です)

  • 5

    連帯保証人の承諾書(不動産屋さんからの書面に署名捺印してもらってください)

  • 6

    連帯保証人の印鑑証明書(収入証明書も必要な場合もあります)

契約時に必要なアイテムはなんですか?

まず、契約書のほかに「重要事項説明書」というものがあります。これは大家さんと交わす契約書とは別で、契約の前に不動産屋さんの宅地建物取引士が、お部屋の説明と借りる際の条件などを確認します。

また東京都であれば、「賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書」もあります。東京都が作成(国土交通省のガイドラインをもとに)した、賃貸住宅トラブル防止ガイドラインをもとに、入居中の修理や退去後の原状回復など、大家さんもしくは入居者負担の境界線について説明を受けることになります。


なお、ご契約の際、必ず確認すべき注意事項について下記にまとめますので、ぜひご参考にしてみてください。


  • 1

    契約期間:
    通常、契約期間は2年の場合が多いです。家賃は、契約書にサインした日からではなく、この契約始期から発生することになります。

  • 2

    家賃・管理費:
    月額、支払い日と支払方法を確認しましょう。主に大家さんへ直接支払う方法と、管理する不動産会社を経由して支払う方法があります(現在は、昔のように直接持参するケースは珍しく、ほぼ振込を指定されます)。延滞した場合の利息なども見ておくと良いでしょう。

  • 3

    更新料:
    更新時には更新料として家賃1カ月分を大家さんに支払うケースが多いです。

  • 4

    更新手数料:
    大家さんに支払う更新料とは別に、更新時に不動産屋さんに支払う費用が記されている場合もあります。

  • 5

    保証料:
    保証会社利用必須の場合。各会社によってシステムは異なるので、初回の費用だけでなく、更新時の費用についても確認しておきましょう。

  • 6

    退去予告:
    契約の途中で解約する場合、解約の予告は大体1~2ヶ月前とされています。急な転勤で引っ越した場合でも、予告期間の間は家賃を支払わなければいけません。

  • 7

    禁止事項:
    ペット、楽器演奏、事務所利用、子供の可否、第三者へ全部・一部の又貸し、入居者の入替え、ルームシェア、民泊、石油ストーブ利用など、多岐にわたります。ペット可だと思っていたら、実は不可……なんてことのないように、契約内容をしっかりと確認しておきたいものです。

  • 8

    特約事項:
    特別な条件を設定する条項となりますので、必ず内容の確認が必要です。上記の禁止事項は、こちらに書かれていることも多いです。

  • 9

    設備:
    設備は大家さんに修繕の義務があります。内見の時に照明が付いていたのに、特に設備としての記載がない時は、もしかしたら残置物かも知れません。エアコン、ガスキッチン、そしてウォシュレットなど、後付け出来るものは少し注意した方が良いでしょう。

  • 10

    緊急連絡先:
    設備の故障など何かあった場合の連絡先です。お部屋を紹介してくれた不動産屋さんの場合もありますが、別の管理会社さんや、大家さんの連絡先になっている場合も少なくありません。

  • 11

    その他:
    賃料の改定や敷金償却の有無などもチェックしておく必要があるでしょう。

原状回復って何?

不動産賃貸における原状回復とは、入居者は賃貸借契約終了時に、大家さんに対して明け渡しの義務を負っています。それはただ明け渡せば良いという訳ではなく、明け渡しの際に借りた時の状態に原状復帰する義務を同時に負っていることになるのです。

この原状回復義務の範囲は「賃借人の住居・使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意、過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損」と定義されています。

※こちらでご紹介していますのはごく一部です。お気軽に当社スタッフまでお問い合わせください。

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